高校野球春季埼玉大会レポート(5月4、5日)毎年、ゴールデンウィークは高校、大学、プロなど、多くのカテゴリーの野球が全国のどこかしらで行われているという、まさに「野球天国」的な期間です。本日はその中から春季高校野球埼玉県大会のレポートをお届けします。
▼優勝は市立川越
長打力のある4番打者として思い切りのいいスイングが印象的な川畑雅裕選手(市立川越)
埼玉県大会は4日に準決勝、本日5日には決勝が行われました。
今大会の主役となったのは市立川越です。準決勝で浦和学院を相手に2対1のサヨナラ勝ちを収め、17日から行われる関東大会の出場を確定させると、続く決勝でもセンバツ準優勝の聖望学園に打ち勝ち8対4で見事に優勝を飾りました。
市立川越は特に上位打線のバットの振りが鋭く、準決勝の浦和学院戦以外は全て5点以上の得点を挙げた勝利ばかり。今大会の勢いを感じさせました。
その中でも、1番・ショートの穐元秀宜選手はプレーボール直後のツーベースをはじめ、広角に鋭いスイングを披露。4番・ファーストの川畑雅裕選手も思い切りのいい打撃で外野の頭を越すなど、長打力を見せつけました。
また、3番でセンターを守る遠藤力選手は、ランナ-二塁に聖望学園の俊足トップ打者・江藤諒選手を置いての守備時に、深めのセンターフライをキャッチ後、三塁へダイレクト返球。江藤選手を二塁に釘付けにする強肩ぶりを披露しました。
関東大会で、県外のチームを相手にどこまでやれるか、期待したいところです。
▼センバツ準Vの聖望学園はまたも「銀」
聖望学園はセンバツで好投したエースの大塚椋司投手が2試合ともマウンドには上がらず、終始4番ファーストで出場。主に試合を組み立てたのは背番号10の石田直人投手と2年生左腕の佐藤勇吾投手の2人でした。
岡本幹成監督は、準決勝の武蔵越生戦を3対0で勝利後、
「大塚? 本人は最後の1イニングくらいは行くつもりでいたけど、点差が(3点)あったから」
と、状況次第では登板の可能性があったことを示唆したものの、独特のユーモラスを交えながら、
「石田はセンバツで滅多打ちを喰らったショックからまだ完全には立ち上がってない。元々、気持ちで行くタイプやけど、まだこう、本来の向かっていく姿勢が戻ってないよね。大分良くなっては来ているけど、今の時期にできるだけ投げさせて復調させたい。逆に佐藤はセンバツでも無難に抑えたし、順調やね。明日の決勝の先発? もちろん石田。いや、佐藤かもわからんけど(笑)。石田か佐藤のどっちかや!」
コメントを見る (0)
コメントを投稿