イスラエル野球紀行 第13回 2007年6月に中東の地・イスラエルでプロ野球が始まったのをご存じでしょうか? 『野球小僧』では昨年9月10日に発売された07年10月号の「ワールドベースボールレポート」にて、シーズン中に現地へ赴いた石原豊一氏によるのレポートを紹介しました。
ただし、ページ構成の都合で掲載は1ページ。そこで、石原氏が誌面に書ききれなかった道中の体験を「イスラエル野球紀行」としてご投稿いただきました。
現在はそれをもとにして、当ブログにて週1回のペースで連載しております。今回は13回目。我々日本人には、大変遠く感じる中東・イスラエル。開幕したプロリーグとは、実際どのような雰囲気だったのでしょうか?
イスラエル野球紀行の過去の記事は→こちら
■ラストゲーム(8月14日 ベトシェメシュ・ブルーソックス対テルアビブ・ライトニング戦[テルアビブ・スポーテック])~その1
試合前の情景
今日の試合は僕にとってのイスラエル最後のゲーム。リーグにとってもレギュラーシーズンの最後から2番目のゲームだ。大方の順位は決まっているので、いわゆる消化試合というやつだ。
今日も球場はスポーテック。僕は昨日と同じように大学駅からてくてく歩いた。大学駅からヤルコン川に沿って緑豊かな公園が続いているので苦にはあまりならない。しかし駅から30分、バス停だってかなり遠い。なんと交通の便が悪いことだろうと思うが、ほとんどのファンは車で来るのだろうからあまり関係はない。
前にも書いたように、こことゲゼルでは試合前の練習がある。僕が着いた時には、ブルーソックスがバッティング練習をしていた。コーチの投げるヘロヘロのスローボールをバッターが打ち返す。距離のあるトスバッティングといった感じだ。それでも打ち損じているやつがいる。
フィールドに入って、目の前にあったグローブを拝借して外野で球拾いをすることにした。選手ももう慣れたもので、僕を見つけると手を挙げてくるほどになった。
中国でやりたいというシーン
センターあたりにつっ立っていると
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